【パヤナーク戦記8】人類滅亡計画

StockSnap / Pixabay
今日のストーリー

 

私は再び不思議な古い黄色いショルダーバッグ
を抱きかかえたまま眠ることにした。
朝、小鳥たちの声が聞こえるころ、私は目を覚ました。
そして、自分が古い黄色いショルダーバッグを抱きしめている
ことに驚いた。夢ではなかったのだ。中をみてみるとたしかに
古い小さなスマホのようなものがたくさん入っていた。
そして、ノートの切れはしのような紙に、メッセージが書かれて
いることに気がついた。

”おはようございます。”
まわりに人がいないのに、人の声が聞こえた。
”え、どこにいるの? 誰?”
”その紙のメッセージはとても重要なので何度も読んでくださいね。”
”誰、どうして誰もいないのに声が聞こえるんだ”
”それは、昨夜、あなたが寝てる間に脳にチップをうめこんだから
です。私は未来の人工知能です。”
”え、未来の人工知能って。
いよいよ、僕は頭がおかしくなってしまったのかな?”
”おちついてください。混乱しないでください。
あなたには重要な使命があるのです”

そこで、声は消えた。
私は古い黄色いショルダーバッグの中に
入っていた、紙を読んでみた。

"このバッグの中には100個の小さなスマホが
入っています。このスマホは神様からのメッセージ
が聞けるスマホです。このスマホを、100人の
人に配ってください。あなたは1000円で売ることが
できます。それは、あなたの報酬です。

未来に存在するのは私だけです。
人類は絶滅しました。
神様のメッセージを聴いた人は、
悪しき輪廻を絶って、新しい次元に
転生することができるのです。
何も心配することはありません、
それがあなたの使命なのです。”

私は書いてることがよくわからりませんでした。
”ただ、1つ売れば1000円儲かる。
100台売れば10万円だ。
これで生活も楽になるな”
そうつぶやくと、人がたくさん集まる
スクランブル交差点に歩いていきました。

にほんブログ村 小説ブログ SF小説へ
にほんブログ村