宮沢賢治さんの銀河鉄道の夜を聴く

タイの田舎の小さな家の生活日記
geralt / Pixabay

 

昨日は宮沢賢治さんの銀河鉄道の夜
の朗読をYoutubeで聴きました。名前だけしか
知らない作品だったので、実際に聴いてみると
宮沢賢治さんはその物語の中で伝えたかった
のは法華経の心だとわかりました。
物語の途中から、十字架や讃美歌といった
キリスト今日に関する言葉があらわれ、あれ宮沢賢治さん
はキリスト教を信じてたのかと疑問に思いましたが、
最後のほうで法華経の心なんだとわかりました。

列車に乗っていた人たちが列車から降りて、
十字架の前にひざまずき、イエスキリストの
ような人がやって来るのですが、ジョバンニは
親友カンパネラとどこまでもいっしょに銀河鉄道に
乗ってほんとうの幸せを探そうとする姿、これだ
と思いました。

そして、夢がさめると、ジョバンニは親友カンパネラ
が友達を救おうとして死んでしまったことを知ります。
そして、最後は病気のお母さんに牛乳をとどけるために
家に帰っていきます。

以下のこの会話の部分に宮沢賢治さんの心があらわれていると思います。

「もうじきサウザンクロスです。おりる支度したくをして下さい。」
「ここでおりなけぁいけないのです。」青年はきちっと口を結んで男の子を見おろしながら云いました。
「厭だい。僕もう少し汽車へ乗ってから行くんだい。」
 ジョバンニがこらえ兼ねて云いました。
「僕たちと一緒いっしょに乗って行こう。僕たちどこまでだって行ける切符きっぷ持ってるんだ。」
「だけどあたしたちもうここで降りなけぁいけないのよ。ここ天上へ行くとこなんだから。」女の子がさびしそうに云いました。
「天上へなんか行かなくたっていいじゃないか。ぼくたちここで天上よりももっといいとこをこさえなけぁいけないって僕の先生が云ったよ。」
「だっておっ母さんも行ってらっしゃるしそれに神さまが仰しゃるんだわ。」
「そんな神さまうその神さまだい。」
「あなたの神さまうその神さまよ。」
「そうじゃないよ。」
「あなたの神さまってどんな神さまですか。」青年は笑いながら云いました。
「ぼくほんとうはよく知りません、けれどもそんなんでなしにほんとうのたった一人の神さまです。」
「ほんとうの神さまはもちろんたった一人です。」
「ああ、そんなんでなしにたったひとりのほんとうのほんとうの神さまです。」


『極楽百年の修行は穢土の一日の功徳に及ばず』(御書三二九ページ)
という日蓮大聖人様の御書の言葉を思い出しました。

南無妙法蓮華経
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